コードギアス 反逆のルルーシュ #3 『偽り の クラスメイト』
2006-10-21
今回は学園編と帝国軍の内乱パートのダブル進行だったけど、設定説明が多くて飲み込むのが大変だった。その分シャワーシーンだとかサービスシーンで引き込んでた感じ。
ルルーシュは思ったより環境も状況も切迫していたようで、
母親を目の前で銃殺された上、妹が足と目に障害を負い政治の道具にされたという過去は、想像できたことではあったけど描写が容赦なく凄惨で、復讐の動機にもの凄い説得力を与えていた。
さらに現在の生活が、身分を隠した上で学園に匿われたギリギリのもので、いつ帝国の陰謀に巻き込まれるか分からない、
という状況にあるのも学園での偽りと共に、ルルーシュの所属する環境の脆さを物語っていたように思う。
妹の住む世界を守りたい、というのもかなり追い込まれた上でのことなのかな。
一方の帝国側にも動きがあった。
どうやらクロヴィス亡き後の混乱に乗じて“純血派”なる過激派が権力掌握を狙っている模様。
この陰謀に巻き込まれたのか、ラストにスザクは犯人扱いを受けていたけど、血の問題も対立項に入ってくるのかな。
テロリストでクラスメイトのカレンはハーフだし、色々複雑になりそう
他にキャラ描写としては
あっさり総督を殺したルルーシュが、現場を思い出して吐いているなど意外に脆いとこも見せていて、その後の自分を客観視したフォローなど、前回から引き続き微妙な悪役キャラの描写は丁寧に見せていると思う。(その分スザクが足りてないかな)
友人に本当の信頼を感じていないところをみると、シャーリーやリバルにも見せ場は出てきそうなので、カレンも含めて学園編にも色々期待が持てる。
シャーリーには報われて欲しいけど、今からいつギアスの犠牲になるのか、心配で仕方ない。
次回はいよいよゼロ仮面の登場で、また話が動いてきそう。
ルルーシュは思ったより環境も状況も切迫していたようで、
母親を目の前で銃殺された上、妹が足と目に障害を負い政治の道具にされたという過去は、想像できたことではあったけど描写が容赦なく凄惨で、復讐の動機にもの凄い説得力を与えていた。
さらに現在の生活が、身分を隠した上で学園に匿われたギリギリのもので、いつ帝国の陰謀に巻き込まれるか分からない、
という状況にあるのも学園での偽りと共に、ルルーシュの所属する環境の脆さを物語っていたように思う。
妹の住む世界を守りたい、というのもかなり追い込まれた上でのことなのかな。
一方の帝国側にも動きがあった。
どうやらクロヴィス亡き後の混乱に乗じて“純血派”なる過激派が権力掌握を狙っている模様。
この陰謀に巻き込まれたのか、ラストにスザクは犯人扱いを受けていたけど、血の問題も対立項に入ってくるのかな。
テロリストでクラスメイトのカレンはハーフだし、色々複雑になりそう
他にキャラ描写としては
あっさり総督を殺したルルーシュが、現場を思い出して吐いているなど意外に脆いとこも見せていて、その後の自分を客観視したフォローなど、前回から引き続き微妙な悪役キャラの描写は丁寧に見せていると思う。(その分スザクが足りてないかな)
友人に本当の信頼を感じていないところをみると、シャーリーやリバルにも見せ場は出てきそうなので、カレンも含めて学園編にも色々期待が持てる。
シャーリーには報われて欲しいけど、今からいつギアスの犠牲になるのか、心配で仕方ない。
次回はいよいよゼロ仮面の登場で、また話が動いてきそう。
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コードギアス 反逆のルルーシュ #2 『覚醒 の 白き 騎士』
2006-10-14
アバンの時点ではどうなるのか、かなり不安だったけど、
今回については杞憂に終わったようで、安心した。
こういう小難しくない面白さなら、大歓迎だ。グッバイ反米。カモン、エンタメ!!
Aパートは、まずルルーシュの能力の限界説明から。
万能無敵のように見えたギアスの能力も実際に人間の目を見ることが条件ってことで、
ナイトメア同士の戦闘なら無意味になるだろうし、王の力は人民にのみ作用するってことだろうか。
その後はテロリストを手駒にした、まるでチェスを指すかの様なルルーシュの戦術眼を披露。
ハッキングで相手のナイトメアを奪い、識別信号を操って奇襲を成功させるなど、
この辺はギアスの能力に頼らないルルーシュの王の資質をみせていたのかな。
ただ、このまま普通に帝国軍を押さえ込んで総督の所へ乗り込んでいたら、あの黒い笑顔と相まって、ただの憎たらしい主人公にしかならなかったと思う。
この辺は見事にBパートでバランスを取ってくれた
Bパートはスザク搭乗の新型兵器、ランスロットが気持ちいい戦闘を見せていた。(ブリタニアってくらいだから円卓の騎士がでてくるのかな)
ルルーシュが思い通りに運んでいた戦局は一変
スザク操るランスロット一機が、スピード感溢れる戦闘で次々テロリストを撃破していく様は、
「ざまぁ見やがれ、ルルーシュ。そんなに上手くいくか」
って感じにすっかりルルーシュを悪役化して、テンション上がっていた。
この辺の戦闘はナイトメアが4メートル級の小型機だってこともあるんだろうけど、ランスロットのポージングといい、機敏でアクロバティックで爽快感のある、テンポのよいバトルだったと思う。
しかしルルーシュもただの小悪党では終わらなかった。
など、野心と同時に自分の能力を過信しない器を見せていて、なかなかいいキャラになるんじゃないかと思える一節だった。
そして最終的には総督の元にたどり着き、奪還を宣言するルルーシュ。
いや燃えた燃えた。1話以上に素晴らしい密度の30分だった。
この調子で頼むぞ。
今回については杞憂に終わったようで、安心した。
こういう小難しくない面白さなら、大歓迎だ。グッバイ反米。カモン、エンタメ!!
Aパートは、まずルルーシュの能力の限界説明から。
万能無敵のように見えたギアスの能力も実際に人間の目を見ることが条件ってことで、
ナイトメア同士の戦闘なら無意味になるだろうし、王の力は人民にのみ作用するってことだろうか。
その後はテロリストを手駒にした、まるでチェスを指すかの様なルルーシュの戦術眼を披露。
ハッキングで相手のナイトメアを奪い、識別信号を操って奇襲を成功させるなど、
この辺はギアスの能力に頼らないルルーシュの王の資質をみせていたのかな。
ただ、このまま普通に帝国軍を押さえ込んで総督の所へ乗り込んでいたら、あの黒い笑顔と相まって、ただの憎たらしい主人公にしかならなかったと思う。
この辺は見事にBパートでバランスを取ってくれた
Bパートはスザク搭乗の新型兵器、ランスロットが気持ちいい戦闘を見せていた。(ブリタニアってくらいだから円卓の騎士がでてくるのかな)
ルルーシュが思い通りに運んでいた戦局は一変
スザク操るランスロット一機が、スピード感溢れる戦闘で次々テロリストを撃破していく様は、
「ざまぁ見やがれ、ルルーシュ。そんなに上手くいくか」
って感じにすっかりルルーシュを悪役化して、テンション上がっていた。
この辺の戦闘はナイトメアが4メートル級の小型機だってこともあるんだろうけど、ランスロットのポージングといい、機敏でアクロバティックで爽快感のある、テンポのよいバトルだったと思う。
しかしルルーシュもただの小悪党では終わらなかった。
「学ばなければな、実戦の要は人か」
「戦術的勝利などいくらでもくれてやる」
など、野心と同時に自分の能力を過信しない器を見せていて、なかなかいいキャラになるんじゃないかと思える一節だった。
そして最終的には総督の元にたどり着き、奪還を宣言するルルーシュ。
いや燃えた燃えた。1話以上に素晴らしい密度の30分だった。
この調子で頼むぞ。
コードギアス 反逆のルルーシュ #1『魔神 が 生まれた 日』
2006-10-07